PartSmithガイド・作例STL を STEP に変換して Fusion 360 で編集する方法

STL を STEP に変換して Fusion 360 で編集する方法

「配布された STL を Fusion 360 で編集したいのに、メッシュのままで寸法も変えられない」——よくある悩みです。この記事では STL を編集できる STEP ソリッドに変換し、CAD で実際に編集できる状態にするまでを、つまずきやすい点とあわせて解説します。

なぜ STL はそのまま CAD で編集できないのか

STL は形状を大量の三角形(メッシュ)で近似したファイル形式です。寸法や「面」「エッジ」といった情報を持たないため、面・ソリッドを前提に動く CAD では、寸法変更・穴あけ・面取りといった編集機能の多くが使えません。

そこで必要になるのが STEP(ソリッド/B-Rep)への変換です。ただし一般的な変換は三角形をそのまま箱詰めする(Faceted BREP)だけで、面数が膨大なまま・CAD が固まる・結局編集できない、という結果になりがちです。

ポイントは「面の再構築」。平面や円筒を解析面として作り直すと、軽くて本当に編集できる STEP になります。PartSmith はこの方式(RANSAC + OpenCASCADE)で変換します。

変換の手順

1

STL をドロップ

PartSmith のアプリ画面に STL(または OBJ)をドラッグ&ドロップします。インストールも会員登録も不要です。

2

プレビューで確認

3D プレビューで形状を確認します。非水密(穴あき)なデータも、水密化・法線修正が自動で走ります。

3

STEP でダウンロード

出力形式に STEP(AP242)を選んでダウンロード。これで CAD に持ち込める状態になります。

Fusion 360 で開いて編集する

うまくいかないときのチェックポイント

まとめ

STL → STEP は「三角形の貼り替え」ではなく「面の再構築」で考えると、CAD で本当に編集できるデータになります。まずは手元の STL を 1 つ、ブラウザに投げ込んで試してみてください。

登録もインストールも不要。STL / OBJ をドロップするだけで 3D プレビューが立ち上がります。

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